腹式呼吸とは?
2017.07.28

スピーカーボイストレーニング(以下、ボイトレ)の基本でもり、遠くまで通る声を出すときに欠かせない「腹式呼吸」について詳しくご説明します。そもそも呼吸には胸式呼吸と腹式呼吸の2種類があります。名前の通り、胸式呼吸は胸を膨らますイメージでおこない腹式呼吸はお腹を膨らますイメージでおこないます。2つともメリットやデメリット、効果は違うので目的や鍛えたいポイント、得たい効果により使い分けましょう。
ここではボイストレーニングの基本であり、声が通るようになるといわれている腹式呼吸のメリットや、腹式呼吸の方法やコツを挙げていきます。腹式呼吸の方法からお伝えしていきましょう。とても簡単で誰でも今すぐできます。まずは、口からゆっくりと空気をだします。空気をだしきったら次は鼻から息を吸い込みます。この際、必ずお腹に空気を溜める感覚を意識しましょう。寝転んでおこない、お腹に本やクッションを置けばお腹の動きがわかり、腹式呼吸を実感しやすくなります。腹式呼吸のコツは「息をはいてから吸う」ことです。体内の空気を全て出し切ってから、良い空気をたくさん取り入れるイメージを持ちましょう。腹式呼吸を行う際の注意点もご説明します。腹式呼吸は、絶対に口で息を吸ってはいけません。口で息を吸ってしまうと口呼吸になり、良い呼吸法ではなくなってしまいます。必ず口で息をはいて、鼻で良い空気を吸うことを心掛けてください。もちろん、鼻で息をはいて鼻で空気を吸っても構いません。この腹式呼吸を続けることで得られるメリットはたくさんあります。腹筋も鍛えることができますし、腹筋を鍛えながら腹式呼吸によりリラックス効果も得ることができます。
腹式呼吸を行うことで、声が通りやすくなります。「声が通る」ようになることは、腹式呼吸、最大のメリットといっても過言ではないでしょう。仕事でスピーチやプレゼンを行う際はマイクを使わない場面も多くありますよね。腹式呼吸を行うことで、声が通りやすくなり、聞き手に声だけで好印象を与えることができます。歌をうたうときに声が通ると伸びがあり深みのある声色にもなります。ボイトレでも基本的な腹式呼吸はロングトーンを安定させるためにも、声を通りやすくするためにも腹式呼吸はとても重要です。
声が通ることで言葉が1つひとつ明確に聞き手に伝わりやすくなるのです。言葉が伝わりやすくなることは、歌手を目指す方だけではなく声優や朗読者といった声を使う方なら全員に大切なことになります。ボイトレ中だけではなく、寝る前や空き時間にできる腹式呼吸の訓練を繰り返しおこない、通る声を目指しましょう。

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